優緋の部屋

日々の出来事、想うこと、信心について、二次小説、短歌などあれこれ

「文字も人なり 」

2023.10.28付 名字の言 抜粋

 

🌸 文字も人なり

 

✨ 筆跡心理学
人が書いた文字から
深層心理を読み解くもの
ヨーロッパで100年以上の歴史がある。

 

✨「文は人なり」と言う
「文字も人なり」
日蓮大聖人の御書の大半を占める
門下に送られた手紙
供養に対する返事は、
書き出しの部分で、
供物の内容と数が
詳細に書かれている。

 

✨ それだけではない。
例えば「千日尼御返事」
冒頭に「鵝目一貫五百文・のり・
わかめ・ほしい、しなじなの物、
給び候い了わんぬ」
(新1748・全1318)
「鵝目一貫」の4文字は、
他の文字の数倍のサイズで、
縦約30センチの紙の一行分を占めている(『日蓮の心』第三文明社

 

✨ 当時、紙は貴重品
大聖人は門下の真心を大切にされ
供物への感謝を大きく、
力強く書かれた

 

✨ 筆致からは、
門下に対する大慈大悲を
感じずにはいられない。
この師弟の絆があったからこそ、
門下たちはいかなる困難も
乗り越えられたのだろう

 

✨ 言葉のやり取りが便利な時代
ゆえに、手紙であれ、メールであれ、
一字一句に真心を込めたい。

 


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