優緋の部屋

日々の出来事、想うこと、信心について、二次小説、短歌などあれこれ

いじめと信仰のことなど

いじめは、いじめる方が100%悪い。

池田大作先生は、そう言います。

 

例え、何かしらの欠点があったとしても、

障害や病気や経済的に貧しいなどの事があったとしても、

いじめて良いという理由にはならないのです。

 

人は、誰もが妙法の当体(=仏)だからです。 

 

どんな状況にあろうとも、産まれてきたことに意味があり、

それぞれに使命があり、

生きているというだけで尊い存在だからです。

 

いじめる人の命は、修羅界に支配されています。

修羅の心とは“勝他の念”に支配されている心です。

 

自分に自信がないから、

“他の人に勝っている”と確認することでしか

安心できないのです。

 

そのために、誰かをいじめて、その人より

自分に力があることを示さないと

不安なのです。

 

だから、いじめる人の心は、

いつも満たされず、焦りと不安に苛まれている。

自分より優れている人を認めることが出来ず、

嫉妬します。

 

人をいじめずにいられない人は、

かわいそうな人です。

 

一方、感謝出来る人は幸せです。

 

七海ひろきさんが素晴らしいと思うのは、

人の優れていることを素直に認めて、

嫉妬せず、たとえ相手が下級生でも教えを乞うて努力し、

感謝する所です。

 

七海さんは、星組の3番手で退団しましたが、

その時の2番手は、今トップを務める

下級生の礼まことさんでした。

 

七海さんは自他共に認めるほど“振り覚えが悪く”

“妥協出来ない努力の人”。

 

一方、礼まことさんは、何でもできる

首席入団の人。

 

七海さんは、礼さんに「まこちゃん、教えて。」

とよく頼んだそうです。

 

七海さんは、礼さんとデュエットして

「その歌声に包まれていたい。」というほど、

礼さんの実力と魅力を認めています。

 

だから、礼さんも頼まれれば

「良いですよ。一緒にやりましょう。」と

快く教えてくれたとか。

 

七海さんだって、好きで宝塚に入った以上、

真ん中に立ちたい(トップになりたい)と思ったことがあるでしょう。

 

それでも、力のある下級生に嫉妬せず、

感謝できる。

だから、七海さんの周りには素敵な人が集まるのだと思います。

 

七海さんは、星組時代、組の娘役さんを

全員口説き落としたという伝説の持ち主。

 

ですが、本人にはそんな自覚はないらしいのです。

組替えで知らない生徒が多い中に入って、

自分から親しんでいかなければ、と考え、

自分の思ったことを素直に、

自分から声を掛けるようにしていたら、

結果そうなったそうです。

 

朝会えば「おはよう。今日もかわいいね。」とか

「そのアクセサリー、素敵だね。」とか。

 

人は、「かわいいね」と言われればよりかわいくなるし、

「素敵だね」と言われたら、もっと素敵になりたいと

思うものではないでしょうか。

 

誰かをいじめて、楽しいですか?

心が晴れますか?スッキリしますか?

違いますよね。

前よりもっと苦しいんではないですか?

勝ってるはずなのに、

不安が消えないのではないですか?

 

感謝できたら、幸せになれるのに。

 

幸せだから笑うのではない。

どんな時も笑顔でいることで、

幸せになるのです。

 

 

ところで、

今、皇室で起きている様々な問題も、

根っこにあるのは、“嫉妬”だと感じます。

 

今上陛下は、大変真面目で誠実なお方。

皇后陛下も、外交官をされていたこともあり、

また御本人の能力・ご努力もあり、

大変有能な方です。

 

外国から要人が訪問されると、

ほとんど通訳なしで和やかに歓談されておられますね。

 

だから、周りの皇族、宮家の方々が真似できず

嫉妬するのでしょう。

 

それと、信仰のこと。

私個人は、「神道」は宗教だはなく、

“文化”だと思ってます。

 

神社には古い物も多く、その神社そのものに

歴史的に価値のある場所も多いですし、

古い文献などが所蔵されていることも多いです。

 

“祭り”も本来の意味を失い、

既にイベントと化しているものが多いです。

 

神道には、教義らしい教義もない(私の認識)ですし、

宗教とは言えないと思ってます。

 

ミテコさんとご実家はカトリック教徒らしいのですが、

皇室が神道の総元締めだとしても、

文化の継承と考えれば、

(私的には)ミテコさんがカトリック教徒でも構わないと思います。

 

それよりも、私も聖書研究をわずか3年ですがやったものとして、

ミテコさんが(心の中では)クリスチャンであるのなら、

様々な無慈悲な行為は恥ずべきことだと思います。

 

職員や納入業者に無理難題を強いたり、

必要のない豪邸を建てたり、

ご自分の地位を利用し、

身内やお気に入りばかり贔屓することなど。

 

そんなお金があるのなら、被災地の支援や

ヤングケアラーのケアや貧困家庭のための子ども食堂の整備など、

色んな事が出来るでしょう。

 

災害の被災地の訪問など、はっきり言って

受け入れ側も送り出す側も

警備や準備で時間もお金も人員も必要で、

迷惑です。

 

聖書では、貧しい人はあなた(お金持ち)が

助けるために存在すると教えてませんでしたか?(昔のことでうろ覚えですが。)

 

どうぞ、もう衣裳は新調せず、困っている

国民のためにお使いください。

 

外交官の仕事を投げ打って皇室に入られた

皇后陛下には、

存分にその能力を発揮できるよう、ご配慮下さい。

 

上皇陛下とミテコさんは、もう引退された方ですから、

表に出られる必要はありません。

陰で頑張っている方をそっと支える、

裏方に徹して下さいませ。

 

皇室を利用してお金に群がる人を排除していかなければ、

国民の合意はなくなり、

今上陛下の代で

皇室は途絶えてしまうかもしれません。

 

そうならないことを、願っています。