インボイス制度で
「電気料金」が上がる?
関係ないと思っていたのになぜ?
✨ 2023年10月スタートした
インボイス制度
「適格請求書(インボイス)」を
使わなければ、消費税の仕入税額控除が
できなくなる制度
✨ 今まで免税事業者だった
大きな影響が出ている。
取引先からの要望でインボイス登録すると
課税事業者となり
消費税を納税する義務が生じる。
価格転嫁出来ない企業は、
利益を削って納税することになる。
✨ しかし、電力会社は大企業で、
インボイスの影響などなさそうなのに、
なぜ電気料金が上がるのか?
そこには
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)」が関係している。
✨ 電気会社はFITによって、一般家庭などで太陽光発電で発電された余剰電力を
一定価格で買い取らなければならない。
電力を購入する際に電力会社は消費税を支払う。
課税事業者は、自分が納めなければならない消費税から仕入れなどで支払った消費税を差し引くことができる。(仕入税額控除)
✨ しかしインボイス制度によって、
仕入れ先も課税事業者でなければ
仕入税額控除ができなくなった。
一般家庭の多くは免税事業者のため
買い取りする電力会社の消費税負担が
増えることになる。
(2023年10月~2024年3月で約58億円)
✨ 電気料金が上がるのは、
増えた消費税負担額を価格に転嫁するから
一世帯当たりの値上げは2.5円/月の見込み
小さい額のようだが、消費税率が上がれば
さらなる値上げもあり得る。
✨ サラリーマン家庭には関係ないと、
インボイス制度が導入された事も知らずに
通り過ぎている人も多いのではないか?
(私も、そう。)
✨ 消費税は、赤字でも納めなければならない過酷な悪税であることをこの際知るべき。
野菜などの食料品もこれから値上がりしていくだろう。
このままでは、身近な小さな商店などが
どんどん閉店に追い込まれて、
初めて“大変な事が起きてる”事に
気づくかもしれない。
✨ そうならないために、
今しなければならないこと
消費税の正体を知ること
消費税、インボイス制度を
廃止に持ち込むこと
それをしないと、日本経済がだめになる!