優緋の部屋

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女性・女系天皇について、皇室典範改正など。実話Bunkaタブ岡崎さん


【取材ライブ】女性・女系天皇について、皇室典範改正など。実話Bunkaタブ岡崎さん【21時から配信】 - YouTube

 

明治時代に作られた旧皇室典範を策定する段階で、既に皇統の維持のために「女性天皇」「女系天皇」が検討されていたそうな。

 

ただ、社会がまだ家長制度の元、女性の権利を認めていなくて、婦人参政権も女性議員もいない状況で、国のトップだけが女性になる事への違和感から「男系男子」に落ちついたという。

まぁ、なにしろいまだに女性総理大臣が出てない国ですからね。

今回の内閣改造も、女性大臣は5人いるけど、副大臣、補佐官は女性0だそうですから。

いまだに、男性優位は余り変わってないようです。

 

それならばなおさら、男女同権の推進、性的マイノリティーの権利保護まで言われている現在においては、「女性天皇」「女系天皇」を積極的に検討すべきではないでしょうか?

 

女性天皇の配偶者が政治的権力を持つのではないかとか、おかしな人(男性)が皇室に入ったら大変だ、と言う人もいるようだが、それは、“男系男子”でも同じ事で、現に上皇夫妻、a宮家には、皇室に相応しくない振る舞いがあれこれと聞こえてくる。

 

そもそも、「万世一系」なんてのは怪しくて、

史書でもぼかされている部分があるようだし、血統的には、何度か系譜(王朝交代)が変わっていたのではないかと思う。

 

失礼を承知で言えば、かの「源氏物語」を見ても分かるとおり、かつては男が女の元に通う“妻問婚”だから、女性だって複数の男性を通わせていたりするわけで。

光源氏だって、お兄さんの妃になるはずの人と恋人になって、相手の女性が宮中に入ってからも会ってますよねぇ。

 

ですから、“Y染色体”とか“万世一系”とかに惑わされず、国民の象徴として、国と国民の事を考えて生きておられる方は誰なのか、象徴として誇れる方は誰なのか、その方が、男か女かよりよほど大事ではないでしょうか。